伝える価値なし

夫婦に限らず、気持ちを相手に打ち明けたり、話し合ったりするのは、ものすごくパワーが必要です。

 

自分の気持ちを言葉にすること、相手の反応を受け止めること。愛がなくては出来ない愚行。

 

私は、もうあの男には何もいいません。

 

何を知ったのか、何を思ったのか。

 

伝える価値がないんです。

 

夜通し模様替えをして、寝室を別にひた日はアレもなにかを感じたようでオロオロしていましたが、

 

私はにこりとしていたはずです。

 

今日も、昨日も、一昨日も。

 

なんでこんな男のためににっこりして、たまにはご飯を作ったりしてやるのかというと、

 

しっかり稼いでくる男なので、これまでと同じ金額を受け取るためといか言いようがありません。

 

毎日はつくりません。子供に食べさせた残りはあげます。

 

冷蔵庫にビールを取りに行くことも、グラスの音を聞いてお酒を継ぎ足すことも辞めました。

 

私は朝も起きません。どうせ起きているんだから、小学生を送り出すのはアイツがやればいい。

 

夜は遊ぶために副業をするので、起きられない。それでいいです。

 

父の日に、シャツをあげたら喜んでいました。

 

バカか。

 

寝室をわけたから、夜中に体を触られることもない。

 

あとは、アレと同じ空間にいることさえ我慢すれば、それなりにお金がもらえる。子どもを養って、ローンを払える。

 

それだけです。